眠狂四郎 悪女狩り (1969)

高岩肇と宮川一郎が共同でシナリオを執筆し、池広一夫がメガホンをとった眠狂四郎シリーズ第十二作目。撮影は同作品を担当した武田千吉郎。

監督:池広一夫
出演:市川雷蔵、藤村志保、久保菜穂子、松尾嘉代、吉田日出子、長谷川待子、朝丘雪路、江原真二郎、小池朝雄、宇田あつみ、毛利郁子、行友圭子

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眠狂四郎 悪女狩り (1969)のストーリー

江戸城大奥は、将軍の子を身篭った側室の環(行友圭子)とお千加(松尾嘉代)の方をめぐって、権力争いの渦中にあった。大奥総取締の錦小路(久保菜穂子)は、大目付の坂倉将監(小池朝雄)と組み、きりしたん一味の川口周馬(江原真二郎)や惣兵衛(伊達三郎)らを使い、自分たちに不都合な幕府要人を暗殺し、お千加の方一派の女たちを犯して殺した。だが、江戸市中には、血と女に狂った眠狂四郎の悪事として流れていた。狂四郎は、そんな風評にはいっこう耳をかさず、茶屋の女将お菊(朝丘雪路)と、相変らずの情事を楽しんでいた。ある日、狂四郎は墓参にやって来た大奥の女小夜(藤村志保)に、兄と見違えられた。狂四郎は好機とばかりに、大央の様子をうかがったが、茜(吉田日出子)の邪魔が入り、失敗に帰した。一方、錦小路や板倉らは、狂四郎が動き出したと見てとり、対策に乗りだした。川口は狂四郎の仮面をかぶり、ますます、悪名をとどろかせた。錦小路も、将軍の子をお千加から堕胎させようと、薬を飲ませた。さらに中条流の老婆のもとへ送ろうと企んだが狂四郎には、ばれてしまった。怒った錦小路は伊賀者を使い、狂四郎を大奥に連れこんだ。手足を縛られ、自由を失った狂四郎は、錦小略の欲情にもてあそばれた。やがて錦小路は懐剣をふりかざし、狂四郎に迫った。錦小路の部屋に小夜が、飛び込んで来たのはその時だった。そして小夜は兄の罪の償いと狂四郎に刀を渡し、大奥から脱がすのだった。きりしたんたちが、ルソン島へ脱出する日、彼らの船は、板倉の手がまわって発砲され、小夜は死んだ。小夜の十字架を握った狂四郎の円月の剣は、川口を斬りさしていくのだった。

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