赤い手裏剣 (1965)

大藪春彦の原作“掟被り”より高岩肇と野上龍雄が共同で脚色、田中徳三が監督したアクションもの。撮影は宮川一夫。

監督:田中徳三
出演:市川雷蔵、小林千登勢、春川ますみ、南原浩治、須賀不二男、水原浩一、吉田義夫

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赤い手裏剣 (1965)のストーリー

鉱山景気でわきたつ宿場は、三組のやくざが張り合って、無法と暴力の町となっていた。仏一家と絹屋一家の争いの中に、突然馬で割り込んで来た浪人、伊吹新之介(市川雷蔵)はその荒技で大乱闘を起し、第三の親分炭屋の松次郎( 吉田義夫 )のもとに草鞋をぬいだ。そして、五十両で仏一家を潰す約束をした。伊吹は手裏剣にかけては、凄腕で、その無法ぶりは、町中を騒然とさせた。絹屋一家も仏一家も伊吹を消すことに集中した。仏一家に雇われた北風の政(南原宏治)は、仏の勘造(山形勲)の情婦千波(春川ますみ)に魅かれて、腰を落着けたが伊吹の手裏剣には一目おいていた。その頃、千波は、勘造らが働いた御用金泥棒の二万五千両の隠し場所を探していたが、千波は、政に勘造殺しをもちかけた。一方伊吹は、仏の勘造の入浴中をおどし、炭屋と絹屋を潰すキッカケを百両で売り込んだ。この情報を掴んだ絹屋の佐助(木村玄)は、炭屋にかけ込んだ。驚いた炭屋が馬宿へ乗り込むと、伊吹は馬宿の娘お雪( 小林千登勢 )との情事にふけっていた。そして絹屋の情報を頭から否定した。絹屋は仏との一戦を覚悟して、炭屋へ応援を頼みに来たが、炭屋は伊吹の入れ智恵でこれに応じなかった。だが仏の代貸九兵衛が酒樽持参で仲裁を頼みに来たのをまに受けた炭屋が、酒宴を開いている最中、喧嘩仕度の仏一家が踏み込んで来た。時を同じくして、絹屋に乗り込んだ仏の勘造らの本隊は、絹屋の奇襲に会い、苦戦の末、勘造は裏切者佐助を斬った。佐助はお雪の兄であった。炭屋を全滅させた仏の別動隊が絹屋の方へ反転すると、仏一家も奮戦し政の投げたブーメランが絹屋源兵衛( 須賀不二男 )の首を切った。千波はこのどさくさに何故勘造を殺さなかったかとなじったが、政は伊吹との対決で頭がいっぱいであった。再び仏一家に現れた伊吹に、千波は勘造殺しをもちこんだ。この事件を知った仏の勘造は、欲と嫉妬から政を責めたが、政は千波を譲ってくれれば、一生勘造につかえ、問題の金を守ってやるともちかけた。一方負傷の身をお雪に救われた伊吹は、千波を脅して金の隠し場所を聞き、山の廃坑へ向ったが時しも勘造と政らの一味も夜の山を急いでいた。だが伊吹の手裏剣は、彼らを倒した。その間にかけつけた千波は小判が抱いたまま、落盤で惨死していた。全てを終えた伊吹は、お雪へ置手紙を残すと二万五千両の金をうま屋へ残したまま、姿を消した。

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